つぼ八はなぜ買収された?やまやとチムニーの今後の戦略は?

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居酒屋大手シェーンの「つぼ八」が酒類販売大手の「やまや」に買収されるという報道がありました。

「やまや」は2013年末に居酒屋チェーンの「チムニー」を子会社化しており、これに「つぼ八」を傘下に入れる事で、居酒屋の勢力図が変わりそうですね!!

今回は、居酒屋の老舗である「つぼ八」が買収に至った経緯と、今後について「つぼ八はなぜ買収された?やまやとチムニーの今後の戦略は?」と題してお伝えしていこうと思います。

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つぼ八はなぜ買収された?

老舗居酒屋チェーンの「つぼ八」が売却に踏み切ったことについては、業界関係者の間に「予想外だった」と驚きが広がっている。

つぼ八は“居酒屋の神様”こと石井誠二氏が1973年に札幌市琴似で創業した企業だ。1982年に商社の伊藤萬(後にイトマンなどを経て日鉄住金物産に吸収合併)と合弁で「つぼ八東京本社」を設立、直営・FCで全国展開を始めた。

石井氏が社長の時代にモンテローザ、ワタミがFCに加盟し、つぼ八のビジネスモデルを学んで独立、日本を代表する居酒屋チェーンに成長した。つぼ八が居酒屋業界の歴史に遺した足跡は大きい。

引用元:東洋経済

このように、居酒屋業界でも「つぼ八」の買収は驚きの目で見られているようです。

では、なぜ買収にいたったのかを見ていきましょう。

一時期は、FCを中心に550店舗まで拡大したが、2009年のリーマンショックの影響を受け、居酒屋業界が全体的に低迷する中、「全品270均一」などの低価格居酒屋が出てきたことで、お客様が低価格で済む居酒屋に流れ、劣勢に、客単価が2000円台の居酒屋が繁盛し、つば八のような客単価3000円以上の業態は客離れが発生した事が大きく影響したと考えられます。

 

店舗閉鎖、リストラで事業縮小、新業態開発も

時代の煽りをうけ、売り上げが低迷する中。不採算店舗の閉鎖やリストラを行いながら、新業態「ホルモン焼肉 伊藤課長」とうい新業態を開発、反転構成をかけ、事業の縮小の歯止めをかけようとしたが、2011年3月の東日本大震災が発生、全国的に広がる、自粛ムードで大型宴会が激減。大型宴会が大きな収入源となる「つぼ八」業態に追い打ちをかける事になった。

 

FCオーナーの高齢化、後継ぎ不足によるFC脱退

M&Aに至る、もう一つの原因として、FCオーナーの高齢化が上げられます。つぼ八全盛期にFC化したオーナーの高齢化により、お店も元気が無くなってきており、また個人店同様に後継者不足が深刻化、FC解消が続いていた。

今回のM&A時点では、店舗数は241店舗(直営52、FC国内175・海外14)最盛期の約半分まで縮小。その内8割がFC店舗で、FCオーナーは約140人まで減少していたそうです。

 

時代の流れにより、顧客ニーズが変わってきたことにより、大型宴会自体が激減、総合居酒屋と言われる業態には厳しい時代になり、新業態を開発するも、客離れに歯止めをかける事が出来なかった。また、FCオーナーの高齢化が進み、FC脱退による経費負担が増えた事が大きく影響したと思われます。

このような、要因が積み重なり、今回のM&Aに至ったようです。

 

やまやとチムニーの今後の戦略は?

イオングループである酒類販売大手の「やまや」が「チムニー」を子会社化したのが、2013年の末。2017年6月にも「チムニー」は、「八剣伝」「酔虎伝」などの店舗を運営する「マルシェ」と資本・業務提携を結んでおり、事業の拡大を行っています。

この。事業提携はチムニーは関東圏に主に店舗を持っており、マルシェは関西圏や郊外に店舗が多く、お互いに補完関係にあると言われているが、「マルシェ」の営業状態的に、あまりいい状態とはいえず、資本提携後の推移次第では、「マルシェ」も買収に動く可能性も高いと思われます。

今回のつぼ八のM&Aにより、チムニーが直営・FCを合わせて746店舗、つぼ八が241店舗なので合計987店舗となり、また、マルシェとのM&Aをしたと考えると、マルシェの店舗数が463店舗となり、1400店舗を超える巨大居酒屋チェーンになる可能性があります。

現在の居酒屋業態は深刻な人手不足に直面、人件費が高騰していく中、客単価はむしろ低下している状態、薄利が進む中、食材の共通化や大量仕入れを行い原価率を抑えるには、グループの拡大が効果的に作用すると思われます。

 

居酒屋業界の今後は?

居酒屋だけではありませんが、サービス業全体に発生してる人手不足や景気の回復が見られない現在において、企業体力の無い企業を買収して、グループを拡大する流れは続いていくと思われます。そのことにより、居酒屋チェーンの勢力図が大幅に変わっていく可能性も十分に考えられます。

また、大手では導入済みのタッチパネルを使用した注文や、セルフサービスの居酒屋などの人を使わなくても良い業態の開発が進んでいくのではないでしょうか?

今回のつぼ八の買収劇は大型居酒屋のニーズが無くなり、小型の居酒屋にニーズが変わってきたと考えてもいいかもしれません。

 

まとめ

今回はつぼ八の買収の事実から、居酒屋の今後について「つぼ八はなぜ買収された?やまやとチムニーの今後の戦略は?」と題してお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか?

これからはチェーンの居酒屋も専門性を求められる時代になって来たのかもしれませんね!!一消費者としては、M&Aなどで、様々な変化があっても、家庭では味わえない料理やサービスを提供し続けて頂きたいと思います。

今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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